【背景】終身雇用制度：日本の企業社会の伝統
※バブル崩壊　企業も個人もお互いに優秀さを求める相互選択型の雇用形態に変化。優秀な人材の流動化。

【ポイント】
企業が成長発展するためには優柔な企業と優秀な個人が互いに互いに選びあう相思相愛関係を築きあげなければならない。
①情報収集。企業が従業員のモチベーションレベルを常に知る。
②情報提供。従業員に企業の理念、ビジョンを伝える。
③マネージャーの育成。組織が拡大するほど理念方針が現場に浸透しにくくなる。
情報の結節点として優秀なマネジャーを育成しなければならない。
マネージャーに求められる4機能
・情報提供　・情報収集　・判断行動　・動機形成
④アイ・カンパニー意識を持った優秀な人材を育てる
アイ・カンパニーとは「自分自身をひとつの会社に見立て、自分株式会社の代表取締役という支店でキャリア形成を行う」こと。
能動的に動ける人のこと。
アイカンパニーの成長のポイント
エネルギーを「変えられるもの」に集中する。「変えられないもの」にエネルギーを割かない。
「意識レベルのムダの削除」
・変えられるもの：「自分」「思考」「行動」「未来」
・変えられないもの：「他人」「感情」「生理」「過去」

⑤エントリーマネジメント。新卒採用。
「事業戦略のための人材ではなく、人材力が事業戦略を決める」
新卒採用に手間隙を惜しむ企業に成長発展はない。
優秀な新卒の入社により既存社員の意識改革にもつながる。