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心のほこりをはらう

徳を積む裏には「心のほこり」をはらう行為が大事です。

心のほこりは8つと2つの合計10あります。
惜しい、ほしい、にくい、かわい、うらみ、腹立ち、よく、高慢
と、うそ、ついしょう(おべっかい)の合計10です。
心のほこりの内容を具体的に説明します。

1おしい(惜しい)
惜しいからと、物を大切にするのは、ほこりにはなりません。
しかし、楽をしたいという怠け心や、遊ぶ時間はあるのに人を手助けする時間や、手間
を惜しむのはほこりです。
税金を出し惜しんだり、会費や寄付を出し渋る、また、借りた物をなかなか返さなかっ
たり、逆に貸すのをためらうのもほこりです。「ありがとう」や 「ごめんなさい」の言葉
を惜しむのもよくありません。

2ほしい(欲しい)
おなかがすいたので食べ物がほしい、一生懸命努力して金メダルを取りたい、これら
ほこりではありません。しかし、分に過ぎた食べ物や、着る物をほしがったり、努力も
せずに栄誉だけはほしい、これはほこりです。
人がいい車を買ったら自分もと、見えを張ってほしがる、必要なものがあるのにそれ
に満足せず、もっとほしいと思うのはすべてほこりです。

3にくい(憎い)
戦争を憎み、凶悪犯罪を憎むのは、ほこりとは言えません。しかし、自分のためを思い
忠告してくれる人を、かえって悪く思って恨むのはほこりです。また、嫁、姑などの身
内同士の憎み合いや人の陰口をたたいてけなす。これらはほこりです。

4かわいい(可愛い)
わが子をかわいがること自体は、決してほこりではありません。しかし、いくら子ど
もが可愛いからといって、好きな物ばかりをあげたり、ほしい物はなんでも買い与え
るのはほこりです。決して子どものためはなりません。
わが子だけでなく、よその子どももかわいがる気持ちが大切です。
一般に、自分さえよければ他人はどうでもいいという心がほこりです。

5うらみ(恨み)
人前で恥をかかされた、面目をつぶされたと根に持つのはほこり。
また、身から出たサビにもかかわらず、人のせいにして恨む。
自分の力不足をタナに上げ、世の中のせいにして恨む。
思うようにならないからとグチや不平をこぼしながら生活するのは、心にストレスを
ためるばかりです。
人や世を恨みたくなった時は、むしろ自分を恨む、つまり、自分自身を振り返り、反省す
ることか大切です。

6はらだち(腹立ち)
悪に対する腹立ち、道理にはずれたことに対する怒り、これらはほこりではありませ
ん。しかし、人が癪にさわることを言ったから、気にいらないことをしたからと腹を立
てる、あるいは、面白くないからと腹を立てるのはほこりです。
自分の言い分、自分の立場を先に立て、相手を理解しようとしないから腹が立つので
す。

7よく(欲)
社会で役に立つ人間になりたい、人に幸せをもたらす仕事につきたい向上心。これは
ほこりではありません。
しかし、人より多く身につけたい、取れるだけ濡れ手に粟など、一攫千金を企むことは
ほこりです。人の物を盗ったり、人をだましてまでも利益を得ようとするのは強欲で
す。

8こうまん(高慢)
多少得意になるのはかわいげがありますが、実力もないのに虚勢を張る。
見えを張るのはほこりです。
金や地位、家柄や学歴、立場があるからといって、人を見下すような言動をとるのも
ほこりです。
また、人の欠点を並べ立ててバカにしたり、知らないことを知っているふりをするの
もほこりです。

コメント

「心のほこり」は大半の人は少なからず持っているのではないでしょうか。私の心にもほこりがつもっている事が分かりました。徳を積むためにほこりをこれからはらっていきます。

8つは心から、2つは口から生まれます。人や物、社会に対する自分の心・感情をコントロールすることで、10の心のほこりをはらえるのでは、と思いました。

心のほこりは大半の人にあるのではないでしょうか。私も今回の記事で自分の中に多くのほこりがある事がわかりました。自分の心のほこりを少しずつはらっていけたら良いと思います。

採用にかかわることを始めとして、人として生きる上で参考になること多々あれど、悲しきかな中々たどりつきません。心して精進しますゆえ、今後もよろしくお願いします。

私には悪いほこりが付いていることに気づきました。
「心のほこりをはらう」行為を得を積むために、これから実践していきたいと思います。

一つ一つの感情の中にほこりであるものとそうでないものがあるのですね。ブログを読んで、自分に「ほこり」となる感情があることが分かりました。これを改善できるように自分の器を成長させ、ほこりでない感情を多く感じられる人物になっていきたいです

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