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4月3日コミュニケーション

同じ言葉でも、相手との親密度の距離によって伝わり方が違ってきます。

業績は、組織のコミュニケーションに比例するようです。
4月から、新入社員や人事異動で、新しいメンバーが配属されます。特に、新入社員は不安がイッパイだと思います。上司は、同じ言葉をしゃべっても相手との人間的な距離によって伝わり方が変わってきます。

部下との距離を一気に縮める方法があります。まず、自分の短所をさらけ出します。
私の友人は、初対面の人にでも、自分が小さい頃に両親が離婚し、離婚後まもなく妹が交通事故で亡くなり、父親は宗教に救いを求めて3ヶ月修行に入った。祖父母に腫れ物を扱うように育てられた。というような話をします。

私は、会社が倒産し、夜逃げして沼津に来た。沼津オークションの社長に拾われて仕事をはじめた。幾度の倒産の危機を運よく乗り越えて現在がある。と自己紹介をします。私が話を終えると相手は安心した顔をして共感を持ってくれます。このように、自分をさらけ出して共鳴を持ってもらうことが大事です。

部下は上司の性格を2時間で見抜きます。上司は部下の性格を見抜くのに2年かかります。部下は、権限がないので、本能的に上司の性格を見抜いて自分を保全します。すばらしい人間の本能です。

それから、部下の小学校入学前の話を聴きます。幼少のエピソード体験を共有すると仲間意識が芽生え、一気に距離が縮まります。エピソードの共有が非常に大事です。

皆さんは、彼女が出来ると旅行や、ドライブ、映画に行くと思います。なぜ、彼女と一緒にいろいろなところに行きたいのか。エピソードを共有したいからです。思い出の共有です。これを部下と共有します。
一気に距離が縮まります。

自分から、自分の欠点や弱点を言うことは大変勇気の要ることです。しかし、人はそれに共感や共鳴するのです。自分をさらけ出しても共感しないような人がいれば、距離をおくべきと思います。

コメント

自分をさらけ出せるようになりたいです。

私に部下ができた時は必ず実践します。

共有出来る話題があると距離が縮まるという事を再認識させてもらいました。

思い出の共有をしていきます。

これからは私も小さいころの話をどんどんしていきます。

上司と部下の関係だけでなく、人との付き合い方として有効なんですね。プライドを捨てる勇気が要りますが、少しずつ実践してみたいと思います。

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